大手デベロッパー7社(住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、野村不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス)が共同で運営する新築マンションポータルサイト『MAJOR7』が恒例の「住んでみたい街アンケート」で、首都圏の「住んでみたい街」トップには2005年に調査を開始してから初めて前年4位の「恵比寿」が躍り出た。メジャーセブンではその理由を明らかにしていない。アンケートは全国のマンション購入意向者約72万人が対象。
調査によると、首都圏1位・恵比寿駅(前年4位)、2位・吉祥寺駅(同1位)、3位・麻布十番駅(同14位)、4位・表参道駅(同12位)、5位・自由が丘駅(同2位)、6位・鎌倉駅(同7位)、7位・二子玉川駅(同6位)、8位・青山一丁目駅(同20位以下)、9位・みなとみらい駅(同)、10位・横浜駅(同3位)。
前年5位の広尾駅は11位に、同8位の中目黒駅は15位に、同10位の代官山駅は16位にそれぞれ後退。前年19位の武蔵小杉駅は13位へ、20位以下の赤坂駅と白金台駅が17位に、代々木上原駅が19位に、神楽坂駅が20位にランクイン。
住んでみたい街の選択理由は、「恵比寿駅」「表参道駅」「自由が丘駅」が交通の便、おしゃれ、「吉祥寺駅」は公園の多さ、商業施設の充実、「麻布十番駅」は高級感、ステータス感、「鎌倉駅」は歴史のある街、海に近いことなどが上位に挙がっている。
また、2020年までに発展していそうな街ランキングは1位・豊洲駅、2位・品川駅、3位・勝どき駅、4位・武蔵小杉駅、5位・東京駅の順。
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恵比寿がトップに躍り出たのには記者も驚いた。その理由が見当たらないし、メジャーセブンも理由などは公表していない。
リリースには「昨年までは、自由回答形式にて住んでみたい街上位3位を記入頂いておりましたが、今年から調査結果の精度向上などを目的として、197個の選択肢から上位3位を選んで頂く方式に変更いたしました」とあり、このあたりが影響したのかもしれない。まあ、順当な結果ではないか。