「春日部ザ・パークアソシエ パレットコート」(既分譲)
ポラスグループの中央グリーン開発が11月14日、全190戸の大規模戸建て住宅「春日部ザ・パークアソシエ」の最終分譲となる「パレットコート」(40戸)の分譲を開始した。14、15日の2日間で第1期1次分譲12戸のうち11戸に申し込みが入るなど好調なスタートを切った。
物件は、東武スカイツリーライン春日部駅から徒歩21分(バス便あり)、春日部市大沼4丁目に位置する開発面積約30,000㎡、全190戸の住宅地の一角。1期1次の土地面積は100.02~140.06㎡、建物面積は97.60~111.78㎡、価格は2,780万~3,990万円。構造は木造2階建て(在来工法)、施工はポラテック。入居予定は平成28年5月。
「春日部ザ・パークアソシエ」は7年前に、東武鉄道とコスモスイニシアが分譲開始した住宅地。電柱を地下化し、幅員8m(舗道2m含む)の道路はインターロッキング舗装、街の出入り口に防犯カメラを設置し、全戸に「セコムホームセキュリティ」を標準装備。建築協定を締結し、管理組合によるコミュニティにも配慮しているのが特徴。
中央グリーン開発は5年前に、コスモスイニシアから事業継承を受け、戸建て58戸を分譲し、そして今回、東武鉄道から事業継承を受けて更に40戸を分譲するもの。
この間、管理組合と協議を重ね、既存の街並みと融合するように通りに面した住宅の外観を揃えるなどの工夫を凝らしている。
14日から分譲を開始し、好調なスタートを切ったことから、同社は来年5月の入居開始まで全戸完売する目標。
モデルハウス
「ペニンシュラキッチン」
◇ ◆ ◇
東武伊勢崎線に居住する方々には失礼だが、春日部にこんな立派な住宅街があるとは全然知らなかった。コスモスイニシアと東武鉄道がかなり力を入れていたことがうかがわれる。それなのになぜ、ポラスグループに事業継承したのかその理由は書かないが、受けたポラスも力があるということだろう。
今回のテーマは「4つのカフェスタイル」。3つの外観に4つのこのカフェスタイル、2つのキッチンを提案しており、全部で24通りの手づくり感が込められているのが特徴だ。外構もよくできている。
モデルハウス2棟を見学したが、よくできている。1階の天井高は約2.7mというのは同社グループの戸建てと一緒で、階段のステップは15段。食洗機は標準装備、引き戸は全て開閉ともソフトクローズ機能付き。
「ペニンシュラキッチン」には、熱・汚れ・傷・衝撃に強い高圧メラミンワークトップが採用されていた。デザインもよく、グレード感もする。
街なみ
インターロッキング舗装と植栽