「ザ・パークハウス船堀」完成予想図
三菱地所レジデンスと東神開発が売主の「ザ・パークハウス 船堀」を見学した。8月から分譲開始されており、これまでに約6割が契約済みだ。駅近でありながら住環境に恵まれ、価格もリーズナブルなマンションだ。
物件は、都営新宿線船堀駅から徒歩3分、江戸川区船堀3丁目に位置する13階建て全254戸(他に店舗4区画)の規模。専有面積は58.17~91.08㎡。坪単価は250万円台の半ば。建物の完成予定は2016年9月下旬、引渡し予定は2016年12月下旬。設計・施工・監理は木内建設。デザイン協力は三菱地所設計。
現地は三方道路に接道、建物はコの字型でバルコニーは、南東、南西向き。1階に店舗と保育所が入居する予定だ。駐車場は自走式。
住戸の商品企画は、キッチンカウンターは御影石、ユーティリティシンク、食洗機、ミストサウナ、高さ調整が可能なシャワーヘッド&スライドバーなどが標準装備。
リビングダイニング
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船堀駅圏のマンションは、3年前に野村不動産が分譲して人気になった「プラウドシティ船堀」を取材して以来だ。野村のマンションもレベルが高かったが、こちらもいいマンションだ。
坪単価はぴったりだった。野村の物件は坪220万円だったが、その後の建築費や市場の変化を考えると、250万円以下はあり得ないと思った。260万円くらいだろうと見当をつけて販売担当者に聞いたら、それより低かった。高値追求をしていないのがなにより嬉しかった。モデルルームの設備仕様レベルも間違いなく高い。マンション家計簿もまたなかなかいい。
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江戸川区について。江戸川区は23区内でもっとも緑が多い区というくらいしか知らなかったのだが、区民の平均年齢の低さ、公園面積の多さなどで23区ナンバー1なのだそうだ。
区民の平均年齢がもっとも若いのはなぜかよく分からないが、大島、東大島、西葛西には比較的新しいURの団地があるからかもしれない。
公園面積が多いのは意外な感じがしないでもないが、船堀駅圏は少し街を歩けば実感できるはずだ。
今回のマンションは、駅南口を出てゆるやかなカーブを描くインターロッキング道路・歩道に面しているのだが、ゆるやかなカーブを持たせているのは車の速度を速めない配慮だし、道路より舗道のほうが広いくらいだ。車自体もそれほど多くない。
南口にはもう一つ、「船堀グリーンロード」があるが、これもその名の通り、車道より歩道のほうがはるかに広く、四季折々の草花はもちろんクスノキ、ケヤキなどの大木がたくさん植えられている。
そのほか、子育て支援なども充実しているそうで、イメージ以上に江戸川区は住みよい街が多いのかもしれない。
浴室(細かいことだが、シャワーのスライドバーが2つ付いていることが分かるはず。三菱地所レジデンスはこれを全ての物件に標準装備している)