サンウッドが近く分譲する「ガーデンコート多摩センター」を見学した。多摩センター駅から歩車分離のペディストリアンデッキを通って6分、南側に多摩中央公園が広がる13階建て全93戸。
物件は、京王・小田急多摩センター駅から徒歩6分、多摩市落合1丁目に位置する13階建て93戸。専有面積は66.28~85.87㎡、価格は未定だが坪単価は240万円~250万円くらいになる模様。竣工予定は2017年6月下旬。施工は東レ建設。東レ建設は売主にも名を連ねている。
特徴は、駅から現地まで歩車分離のペディストリアンデッキで結ばれており、現地は商業地域の外れ。眼前には、道路を隔てて多摩中央公園が広がり、遮るものがない。
設備仕様は二重床・二重天井、ディスポーザー、ミストサウナが標準装備。
バルコニー
◇ ◆ ◇
ここ数年、多摩センター駅圏ではトータルで2,000戸を超えるマンションが分譲された。坪単価はおおむね150~220万円。相対的な価格の割安感があったことから売れ行きは全体として好調に推移した。
今回、同社が分譲するマンションは、眼前に多摩中央公園が広がるという意味では最初にして最後の物件になりそうだ。
また、周辺の街路樹はクスノキで、美しい景観を形成している。徒歩数分圏にはほとんどすべての生活利便施設が整っている。
価格は未定だが、多摩センターのポテンシャルを考えれば坪240~250万円は極めて妥当な価格だろうと思う。この環境は何ものにも代えがたい価値がある。この立地・環境、多摩センターの魅力を訴えきれるかどうか。市民としても売れ行きが気になるところだ。