「大人の隠れ家」
伊藤忠都市開発は3月3日、昭和女子大学とコラボレーションした新築賃貸マンション「クレヴィアリグゼ三軒茶屋」で、学生が考案した室内デザインのモデルルーム(3タイプ)を開設したと発表した。
「女性×三軒茶屋」の暮らしを「三軒茶屋」にある昭和女子大学の生活科学部環境デザイン学科3年生が考案したプランを、今年1月に竣工した「クレヴィアリグゼ三軒茶屋」で具現化。同社とデザインアドバイザーの三井デザインテックが審査して優秀作3点を選定。その室内デザインを実際に採用し、モデルルームとして開設した。
環境デザイン学科の学生の主な就職先は不動産・ハウスメーカーや設計・デザイン事務所で、担当の木村信之教授は「大学では機会を与えにくい実物の部屋での研究・実践の場は稀有であり、学生の成長や今後の進路選択において貴重で有益な経験になった。ぜひ今後もお願いしたい」と評価した。
「旅-かおる-部屋」
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同社のニュースリリースはこの1カ月の間に5本くらい発信されているのではないか。このうち「豊洲」「戸塚」のマンションを見学した。「相模大野」「成城」も機会があったら見学したい。他社もどんどん情報を発信してほしい。
今回の女子大生によるモデルルーム提案も面白い。「旅-かおる-部屋」はいかにも若い女性が好みそうな白が基調の部屋にアンティークな旅行カバンが置かれている。「想い飾る部屋」は居室の3方を棚で飾る大胆な提案。「モノで棚を埋めることで心の隙間も埋めることができる」らしい。
びっくりしたのは「大人の隠れ家」。「大人の隠れ家」は40~50代の男性をイメージさせるが、提案は「一人暮らしの女性が自分だけの時間を大切に過ごせるような落ち着くインテリア」を考えたそうだ。確かに大学生だって立派な大人だ。
「想い飾る部屋」