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2016/03/04(金) 00:00

これを見よ 比肩するマンションなし モリモト「浜田山」

投稿者:  牧田司

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「ディアナコート浜田山」完成予想図 

 モリモトが近く分譲する「ディアナコート浜田山」を見学した。第一種低層住居専用地域に位置する大手企業の社宅跡地で、ファサードデザイン監修の今井敦氏とインテリアデザイン監修の西山広朗氏のコラボによるデザイン・プラン・設備仕様レベルが極めて高いマンションだ。このクラスのマンションで比肩するものはない。

 物件は、京王井の頭線浜田山駅から徒歩10分、杉並区浜田山4丁目の第一種低層住居専用地域に位置する地下1階、地上3階建て全32戸。専有面積は68.45~81.15㎡、価格は未定だが、坪単価は400万円を下回る模様。竣工予定は平成29年2月中旬。設計・監理は長谷建築設計事務所、デザイン監修はアーキサイトメビウス(今井敦氏)。施工は本間組。

 現地は低層住宅が建ち並ぶ住宅街の一角。敷地はほぼ整形で、建物は1フロア8戸。内訳は南向きが4戸、東向きが2戸、西向きが2戸の構成で、南向きと東・西向き住戸の間に吹き抜けを設けることで角住戸比率を75%に上げているのが特徴。外壁は化石の多少が異なる3種のライムストーンをアトランダムに張り巡らせているのが特徴。

 住戸プランは中住戸の間口が7750ミリのワイドスパンで、天井高はすべて2.68m。「DAO」「KOA」「LIMBA」の突板建具・家具を、床はイタリア製のタイル、突板フローリングをふんだんに用い、ドアハンドルはコロンボ製。水栓はグローエを採用。ディスポーザ、食洗機も標準装備。

 販売を担当する同社・堀川有美子氏は、「杉並区では当社初の物件。モデルルームをオープンして3週目になりますが、来場者の方はみんな、素材などに驚かれ『こんなマンション見たことない』とおっしゃっています」と話している。

◇       ◆     ◇

 同社のマンションはかなり見学しているが、デザインの美しさ、設備仕様のグレードの高さは、「ディアナコート」シリーズでは間違いなく5指に入る。建物外観のライムストーンと黒のサッシ枠、シャープな縦と横のラインはどこかモンドリアンの絵画をほうふつとさせる。とにかく美しい。今井氏も相当の力が入っているはずだ。

 西山建築デザイン事務所・西山広朗氏による住戸デザインがまた素晴らしい。建具・面材に使用したチーク、フォールナットはかなり高価なものだそうで、一分の隙もない端正な雰囲気を醸し出している。

 堀川氏は、そんな天然素材について記者の質問に一つひとつ丁寧に答えてくれた。

 坪単価は未定だが300万円台の後半に落ち着くはずだ。杉並区だけでなく、この単価レベルのマンションで、この物件をしのぐものはまずない。32戸の規模でディスポーザを装備し、洗面所に天然石とタイルを組み合わせたデザイン壁を使用し、浴室のカウンターにも御影石を採用しているマンションなどそうない。必見のマンションだ。

 

 

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