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2016/04/01(金) 00:00

駅直結の住友不動産「シティタワー国分寺ザ・ツイン」 即日完売スタート

投稿者:  牧田司

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「シティタワー国分寺ザ・ツイン」完成予想図

 住友不動産が分譲中の「シティタワー国分寺ザ・ツイン ウエスト」を見学した。JR国分寺駅直結の国分寺市が施行者になっている住・商・官一体型の市街地再開発事業の建物の保留床を同社が取得して分譲するもので、第1期70戸が即日完売したと同社が発表したマンションだ。

 物件は、JR中央本線国分寺駅から徒歩1分、国分寺市本町三丁目・二丁目に位置する36階建て「ウエスト」棟300戸と35階建て「イースト」棟284戸(地権者住戸30戸含む)の2棟合計584戸の規模。竣工予定は平成30年1月下旬(イースト)・2月下旬(ウエスト)。設計・施工は竹中工務店。

 今回分譲されているのは「ウエスト」で、専有面積は48.33~100.03㎡、第1期70戸の価格は7,400万~12,800万円台(専有面積56.99~80.03㎡)、坪単価は457万円。2期は5月分譲予定で、詳細は未定。

 最大の特徴は、国分寺市が施行する約2.1haの駅直結の「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」のシンボルともなるツインタワーマンションということだ。ウエスト棟の地階から4階までが店舗で、1~4Fには三越伊勢丹グループが出店することが決まっている。5階は公共公益施設。住戸部分は6階以上となる。建物は制振構造、柱や梁が出にくい「スーパーフレックスチューブ工法」を採用。

 モデルルーム(80㎡)は南西角の住戸。リビング手天井高2550ミリ、キッチンカウンタートップは御影石、ミストサウナが標準装備。ガラス手すりのバルコニーは奥行き1.9m。西方には富士山が展望できる。

 第1期の登録者の属性は、年齢が50歳台(約27%)、40歳台(約23%)、60歳台(約23%)、世帯人数は2人(約45%)、1人(約23%)、職業は会社役員(約24%)、医師・弁護士(約16%)、居住地は国分寺市(約49%)、小平市(約17%)。

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◇       ◆     ◇

 再開発計画は総じてそうだが、ここも昭和50年代の半ばに再開発計画が発表されてから30数年が経過している。それだけに地元の関係者にとっては待ちに待った事業だ。駅前には広場も整備される計画で、商業施設が集積する駅南側と駅上施設がつながることになる。

 記者はずっと以前からいくらになるのだろうと思っていたが、今回分譲された第1期70戸はウエスト棟の上層階が中心で、坪単価457万円というのは納得だ。今後分譲される低層階はもう少し安くなるはずだが、販売担当者も「中央線で駅直結の立地、施設などを考えると価格はストライクソーン」と話していた。

 もう一つの魅力は「緑」と「学」だ。「緑」では国分寺崖線がすく近くに走っている。国分寺崖線を歩くと空気が違うのがわかる。「学」では東経大、早実、さらには国立の一橋大などもある。アッパーミドル・富裕層が住みたくなるのは十分わかる。

 同じ国分寺駅圏では三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」(82戸)と野村不動産「プラウド国分寺」(125戸)が分譲中だ。単価が全然異なるので競合はしないだろうが、それでも単価水準が高いことに変わりはない。中央線の駅近マンションの取得は普通のサラリーマンにとっては絶望的になってきた。

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モデルルーム

20haの森が借景 水琴窟も設置 三菱地所レジ「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」(2016/1/29)

 

 

 

 

 

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