三井不動産と三井不動産レジデンシャルは4月1日、「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」4月13日(水)に開校すると発表した。
「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」とは、不動産開発カテゴリーにおける東京2020ゴールド街づくりパートナーの三井不動産が主催し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が協力して実施するスポーツ教室。講師に一流のアスリートを招待し、オリンピック・パラリンピック競技を体験・紹介していく。
第1回目の4月13日(水)は、中央区立常盤小学校の小学生約50名を招待し、オリンピアンの田中理恵さんによる体操アカデミーのほか、パラリンピアンのウィルチェアーラグビー日本代表島川慎一さん、池崎大輔さん、今井友明さん、同社社員でアテネ2004パラリンピックの日本代表キャプテンを務めた福井正浩氏も講師に迎え、ウィルチェアーラグビーの競技紹介や体験会を実施する。
また、当日は東京2020組織委員会理事の室伏広治さんや今後予定している「三井不動産スポーツアカデミーfor Tokyo 2020」の講師でもあるオリンピアンの朝原宣治さんをゲストに迎え、開校式セレモニーも実施する。
同社は、スポーツを経年優化の魅力的な街をつくる上で重要な要素と捉え、「スポーツの力」を活用した街づくりを推進していくとしている。
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2020東京オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーになっている三井不動産が、このような取り組みを行うのは結構なことだ。
現在、不動産業界のスポーツ・文化活動は、東京マラソンのオフィシャルパートナーとなっているスターツが突出している。同社には陸上競技部かあり、全国トップクラスの選手がいる。プロゴルフアーも多く同社に所属している。かつては大京がオリンピック選手を送り出したことがある。
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第三企画が主催するRBA野球大会は、プロ球団を退団した選手のセカンド・キャリアに貢献している。
元ロッテの主力投手・倉持明氏はリストの監督を務めているし、元横浜ベイスターズの投手・千葉英貴氏はタイセイ・ハウジーの主砲として活躍中だ。元ヤクルトの捕手・高橋敏郎氏も三井不動産グループのレジデントファーストに在籍している。RBAに在籍したことがある元プロは20人くらいに達する。
三井不動産グループからは三井不動産、三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、三井不動産レジデンシャルサービス、レジデントファーストが参加しており、三井不動産、三井不動産リアルティは毎年のように優勝戦線に浮上している。