大京と近鉄不動産が分譲した「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」(地上7階建て、総戸数221戸、2015年8月竣工)で管理組合が主体となった「ビオトープ・ふれあいの森生態系イベント」が5月に行われ、その模様が発表された。
イベントは、入居後初めて開催されたもので、入居者がマンションの緑と水に愛着を持ち、豊かな自然を大切に育み続けられ、ビオトープやふれあいの森が入居者間の交流の場となり、良好なコミュニティが形成されることを願って企画されたもの。
開催当日は、入居者の半数近い300名超が参加し、メダカ放流会、グリーンカーテン講座などを楽しんだ。
管理組合理事長・小泉周氏は、「ビオトープは、当マンションの誇るべき特徴の一つ。まだ1年足らずですが、すでに野鳥が飛来するなどしており、子供たちにとっても自然と触れ合う素敵な遊び場となっています。マンションの敷地の中で自然と共生するということはチャレンジングでもありますが、今回のメダカの放流をはじめ今後もイベントを企画し、子供からご年配の方まで、住民の皆さんに愛されるビオトープに育てていければと思っています」と話している。
大京の建設管理部 担当部長・中山雄生氏は、「自然環境と向きあっていくことは持続可能な社会づくりにつながる。こうした取り組みを継続したい」話した。
参加者の一人は、「子供と一緒に参加したのですが、ヤゴを実際に見たのは私自身も初めて。このような自然がマンション内にあると、日常的に自然と触れ合うことができ、子供たちの環境教育にいいのはもちろんですが、大人にとっても新しい発見があり、一緒に学ぶことができ、とても気に入っています」感想を述べた。
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このマンションは昨年夏、完成したときに取材している。ランドスケープデザイン、環境共生の取り組みが素晴らしい。イベントに入居者の半数近い300名超が参加したというのも驚きだ。
パッシブとスマートを融合した大京「港北ニュータウン」完成(2015/8/21)