「透かしにみえるかもしれないが、内またをかけたのは私」
三井不動産は8月4日(木)~8月21日(日)、リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック競技大会の日本選手団を応援するイベント「三井不動産Presents 六本木シティドレッシングfor TOKYO 2020」を同社が運営する東京ミッドタウンで行う。
期間中は、東京ミッドタウンのプラザエリア(キャノピー・スクエア周辺)に大規模な装飾演出を繰り広げる「シティド レッシング」(大型グラフィックなどを掲出して街全体を装飾)を実施。リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック競技大会で行われる競技を3Dで 再現した延べ23競技・種別59体のアスリート・スカルプチャーを展示する。
また、来場者の応援ポーズを3Dでフィギュア化し、チアリング・スカルプチャーとして展示する「CHEERING SCULPTURE STUDIO」(チアリング・スカルプチャー・スタジオ)を実施し、チアリング・スカルプチャーは開催期間終了後本人にプレゼントされる。
同社はまた8月13日(日)~21日(日)、アーバンドック ららぽーと豊洲でスポーツを通した〝つながり〟を創出し、気軽に参加できるスポーツイ体験ベント「Challenge Park by 三井不動産」を開催する。
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4日行われたオープンセレモニーには、シドニー2000オリンピックの柔道で〝疑惑の判定〟により金メダルを逸し銀メダルに終わった篠原信一氏がゲスト登壇。篠原氏の100体のミニフィギュアも披露された。
篠原氏は、「六本木シティドレッシング? 最初聞いたときは、六本木でおいしい野菜にサラダにドレッシングをかけて食べる企画だと思った」とお笑いタレントにすっかりなりきり、参加者を笑わせたあと、巨大柔道スカルプチャーの序幕セレモニーでは「内またですね。すごいですよね。見方によっては内またすかしにも見えなくもありませんが、この技をかけているのはわたしですよ。それにしてもクオリティがすごい」と、2000年オリンピックの当時の模様を解説して見せた。
リオのオリンピック・パラリンピックについては、「皆さんに、このスカルプチャーを作っていただいて、一緒に応援して盛り上げて2020年の東京オリンピック・パラリンピックにつなげていきましょう」と語った。
MCにリオで活躍しそうな選手を聞かれると、「リオの金メダル第一号は間違いなく柔道。全階級とも金メダルを取れる力がある。もっとも金に近いのは73キロ級の大野だが、初日の60キロ級の高藤も力をつけている。初日から勢いをつけて他の競技につなげてほしい。パラリンピックの正木選手の2連覇も間違いない」と話した。
篠原氏はMCが汗だくになっているのを気遣ったのか、笑いを誘おうとしたのか、ポケットから青いタオル地のような汗をたっぷり吸っていそうな体臭がしみついていそうな小さなくしゃくしゃのハンカチを差し出し、拒絶される一幕もあった。