東急不動産・住友商事・住友不動産の3社は8月24日、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅直結、阪急電鉄梅田駅徒歩7分の50階建て全653戸の超高層タワーマンション「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」を着工したと発表した。
プロジェクトは2002年に「特定都市再生緊急整備地域」に指定された「大阪駅北地区」に位置。「ロイヤルホテル(現リーガロイヤルホテル)」「プラザホテル」とともに、かつて大阪の高級ホテル御三家に数えられた「東洋ホテル(ラマダホテル)」の跡地。
中津駅周辺は2015年に竣工した住友商事他「ザ・セントラルマークタワー」(35階建て415戸)と開発中の「ザ・ファインタワー梅田豊崎」(45階建て312戸)がある。
開発に当たっては、大林組独自の制震テクノロジーである南面比率の高い日照重視型の「DFS®」システムを採用する。竣工は2020年2月下旬の予定。
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いくらで分譲されるかがかもっとも注目されるが、大阪のマンション市場については全く分からない。東京でいえば「東京駅」なのだろうか、それとも「豊洲」「晴海」「西新宿」「渋谷」のようなエリアなのだろうか。
関係者によると大阪圏で坪300万円超えはあまりないようだが、大阪の一等地のホテル跡地なら、東京の3分の1として坪単価500万円はどうだろうか。最高の商品企画にして高値に挑戦してほしい。坪300万円の声もあるようだが、足立区北千住だって坪300万円以上する。