東京都港区の特別区民税課税標準額1,000万円超の層が最多更新-東京都港区がまとめた平成28年度の特別区民税課税標準額段階別納税義務者数等のデータによると、総所得から様々な控除額を除いた課税標準額1,000万円以上の層は19,783人で、全納税者に占める割合は14.7%となった。前年度と比べると人数は780人、構成比は0.5ポイントそれぞれ増加した。
課税標準額1,000万円超の層の総所得金額は9,332億円で前年度より15.0%増加、所得割額は452億円で前年度より9.2%、構成比で1.2ポイントそれぞれ増加した。
課税標準額1,000万円の納税義務者数は過去最多だった前年度の19,003人をさらに上回り、この10年間で45.2%も増加している。総所得金額もこの10年間で最多だった平成26年度の1兆776億円にあと1,444億円に迫った。