明和地所の「クリオ横濱桜木町」(27戸)が分譲開始からほぼ1カ月で残り1戸と好調な売れ行きを見せている。
物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅から徒歩1分、JR京浜東北線・根岸線桜木町駅から徒歩3分、横浜市中区花咲町2丁目に位置する10階建て全27戸。専有面積は63.46~80.40㎡、現在分譲中の住戸は9,445万円(80.40㎡)。設計はいしばし設計。施工は大勝。竣工は平成30年3月下旬。
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先月上旬、同社の「クリオ杉並高井戸」を取材したとき、この「桜木町」を分譲すると聞き、そのうちに取材することに決めていたが、わずか1カ月で残り1戸になり、物件を紹介する機会がなくなった。
横浜駅から数分のビル内にあるマンションギャラリーは、「クリオ横濱サザンマークス」(29戸)「クリオ横濱天王町」(41戸)など横浜周辺の5物件との共通モデルルームで、好みに合わせて設備仕様が選べる同社の新しいセレクトシステム「conomi(コノミ)」が採用されているのが特徴だ。メイプル、オーク、チェリーなど素材感のある建具・家具が用いられていた。販売担当者は、いずれも販売は順調に進んでいると話していた。
同社は今年5月、2017年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定した。コア事業であるマンション分譲事業を強化し、2019年3月期の売上高580億円(2016年3月期は451億円)、営業利益41億円(同30億円)を目指す。