三井不動産レジデンシャルが分譲中の都市型戸建て「ファインコート深沢七丁目」を見学した。桜新町駅から徒歩15分の全21戸で、リビングのほかキッチンも床暖房を標準装備し、リビング天井高は約2.7m確保。1住戸にはスマートウェルネス機能を備えている。先週末に第1期として11戸が分譲され、9戸に申し込みが入るなど好調なスタートを切った。
物件は、東急田園都市線桜新町駅から徒歩15分、世田谷区深沢7丁目の建ぺい率50%・容積率100%に位置する全21戸。土地面積は96.95~107.26㎡、建物面積91.03~114.52㎡、価格は10,000万円台が中心。入居予定は平成29年2月下旬。構造・階数は木造2×4工法2階建て。施工は三菱地所ホーム。
現地は、東急不動産が分譲中の定期借地権付き複合開発「ブランズシティ世田谷中町」の対面。一部の2階住戸からは富士山も見える住宅街の一角。
住戸プランは、1階のリビング天井高を約2.7m(1住戸除く)とし、床暖房はリビングだけでなくキッチンや隣り合わせのDENにも標準装備。21号棟は同社基準のスマートウェルネス住宅。
◇ ◆ ◇
第1期11戸のうち9戸に申し込みが入ったというからすごい。現在分譲中の住戸は10,180万円(敷地延長があり、この住戸のみリビング天井高が2.550ミリ)と11,880万円。
隣接の東急不動産の定借マンションは坪単価300万円強で、30坪だと9,000万円になるから、戸建てのほうが安いと感じるユーザーもいるのだろうか。
同社は最近、キッチンやDENも床暖房付として差別化を図っているが、キッチンに床暖房を設置するのは大賛成。主婦(主夫)の家事労働を考えた商品企画にすべきだ。