「5つ星」を獲得した事例「ナイスパワーホーム菊名」(完成予想図)
すてきナイスグループの木造一戸建住宅「パワーホーム」を供給するナイスホームは12月16日、今年4月から始まった建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」の最高ランクとなる「5つ星」を取得した件数が100件を突破、115件にのぼったと発表した。
所在地別では神奈川県横浜市が36件、静岡県浜松市が30件、川崎市が28件の順。このほか、4つ星を取得した住宅が10件あり、BELSの評価取得件数は合計で125件に及んでいる。
「パワーホーム」は、外皮平均熱貫流率(UA値)0.6W/㎡K以下、一次エネルギー消費量削減率20%以上を基本方針としており、この性能がBELSの5 つ星に相当する。
「BELS」は、国土交通省による「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン」に基づく制度で、今年4月から住宅版がスタート。評価・表示される性能は、外皮性能及び一次エネルギー消費量で、外皮性能については現行の省エネ基準への適合の可否が、一次エネルギー消費量については性能の高さから5ランクに分類され星の数で表示されている。
住宅性能評価・表示協会のホームページによると、今年10月末現在、「BELS」の住宅の累計評価件数は5,641件で、都県別では1位愛知県908件、2位静岡県379件、3位埼玉県297件、4位兵庫県251件、5位神奈川県249件の順。
申請者順ではナイスホームが68件で、2位の山下不動産建設の23件を大きく引き離しトップ。