積水ハウスは1月26日、日経新聞の「第20回環境経営度調査」の全指標で最高評価を得て、最高スコア500を獲得し建設業界トップを獲得したと発表した。
同調査は、有力企業の環境対策と経営を両立させる取り組みを評価するもの。1,429社を対象に行われ、657社が回答した。
建設業の評価指標は、製造業と同じ「環境経営推進体制」「汚染対策・生物多様性対応」「資源循環」「製品対策」「温暖化対策」の5つで、各指標のトップ企業がスコア100を獲得する。同社は全指標でトップとなり、最高スコア500を獲得した。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)である「グリーンファースト ゼロ」の普及率を戸建て住宅の71%まで広げたことなどが評価された。前年は5位だった。第2位は清水建設でスコア485、第3位の鹿島建設が同483。
倉庫・不動産・その他は、ヒューリックがスコア382で前年に続き1位、東急不動産、イオンモールの順。製造業はキヤノンがスコア496でトップ。