RBA OFFICIAL
 
2017/02/03(金) 16:21

三井不動産 宿泊型上級の新ブランドホテル「ザ セレスティンホテルズ」開発・開業

投稿者:  牧田司

 外観1.jpg
「ホテル ザ セレスティン京都祇園」

 三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは2月3日、宿泊型上級の新ホテルブランド 「ザ セレスティンホテルズ」を開発し、第1号店として「ホテル ザ セレスティン京都祇園」を2017年9月7日(木)に「ホテル ザ セレスティン銀座」を2017年10月5日(木)にそれぞれ開業すると発表した。約60名の報道陣が詰めかけ、関心の高さを示した。

 「ホテル ザ セレスティン京都祇園」は、祇園、清水寺、建仁寺、八坂神社、鴨川、先斗町が徒歩圏の京都東山エリア・八坂通に面した5層6フロアの全157室。面積は26~66㎡までツイン30㎡台が中心。スパ、ゲストラウンジのほか、京都の老舗料亭「八坂圓堂」が出店する。

 「ホテル ザ セレスティン銀座」は、新橋駅から徒歩3分の旧銀座日航ホテルを建て替えたもので14階建て全104室。面積はダブル約24㎡を中心に約24~約47㎡。イタリアンレストラン「Casita(カシータ)」が出店する。

 また、現在稼働中の東京・芝の「セレスティンホテル」を大規模なリノベーションを行い、「(仮称)ホテル ザ セレスティン東京芝」として2017年秋オープンする。

 新ブランドは、2002年に開業した「セレスティンホテル」(旧国際観光ホテル)の上質なプライベート感とゲストサービスのこだわりを継承しながら、宿泊型上級クラスとしてリブランドしたもの。

 ルームチャージは平均で3万~3.5万円。従来の同社グループのホテルよりは1万円くらい高いようだ。

 発表会に臨んだ三井不動産執行役員ホテル・リゾート本部長・世古洋介氏は、「当社グループは“Creating New Destinations”をホテル・リゾート事業のステートメントとし、全国20施設約5,300室を運営しているが、政府の観光先進国に向けた様々な施策を支援材料に今後も事業は伸びていくと認識しており、2020年度までに1万室規模へ成長させる計画を進めている。顧客ニーズの多様化も進んでおり、新ホテルブランドはそれに応え質的拡大を図るもの」と語った。

 “Creating New Destinations”には、同社のホテルに泊まることが、滞在することが目的となるように価値を創造する意味が込められている。

外観2.jpg
「ホテル ザ セレスティン京都祇園」

◇       ◆     ◇

 最初、新ブランド名を聞いたとき、「あれっ、セレスティン? ウェスティン?  クレスティン? クレスト? ゴールドクレストもあるではないか」と混乱した。やや考え、あの旧国際観光ホテルだと理解し納得した。国際観光も銀座日航ホテルもなかなかいいホテルだった。日航ホテルのコーヒーは絶品だった。

 嬉しかったのは、わが故郷・三重の「鳥羽国際ホテル」と「AMANEMU」が伊勢神宮と共に映像で紹介されたことで、とくに「AMANEMU」については、世古氏が「ラグジュアリーホテルとして想定を超える滑り出し」と紹介した。「AMANEMU」は東京からだと少し遠く料金が高いが、「鳥羽国際」は皇室の方もよく宿泊されるクラシックホテルだ。伊勢神宮にお参りしたら泊まってほしい。眼前に鳥羽湾が広がる。

外観.jpg
「ホテル ザ セレスティン銀座」

ロビー.jpg レストラン(バーラウンジ).jpg
ロビー(左)とレストラン

 

rbay_ayumi.gif

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン