三井不動産レジデンシャルは2月20日、江東区豊洲の大規模マンション「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」の竣工プレス見学会をおこなった。残りはわずか2戸。690戸を2年間で売る力はすごい。同社は第3四半期決算で完成在庫は185戸と発表したが、今期計上戸数5,450戸のうちわずか3.4%だ。同業他社と比べ群を抜いて少ない。
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今日(2月21日)は、同社のとても美しい「パークコート一番町」の記事を書くのに全精力を注ぎ込み、精も根も尽き果てた。これ以上書くのはしんどいが、一昨年7月、「人気も納得のレベルの高さ」という見出しの記事が間違いでなかったことを確認した。共用施設が素晴らしい。われわれはもっと共用部分の価値を評価しなければならないと改めて思った。
オーナーズラウンジ
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もう2戸しかないので、あれこれ書かない。一昨年の記事を参照していただきたい。そのときの記事で「これから分譲されるある大手デベロッパーの物件は坪300万円をはるかに突破するはずだ」とある「坪300万円」は「坪400万円」の誤り。(文意からすれば坪400万円であることは理解されると思うが)。また、「坪単価320万円」と書いたのは「坪単価324万円」に訂正します。
その時の記事で書かなかった共用部分について。感心したのは2階部分に喫煙室と+αルーム(リラックスとタタミの2つ)を設けていることだ。嫌煙運動の高まりの中で、マンションの共用部分(バルコニーも含めるケースもあり)での喫煙を禁止するデベロッパーがほとんどだが、同社は喫煙者も少なからずいることから大規模マンションにはきちんと設置する。これは同社くらいではないか。+αルームもなかなかいい提案だ。
このほかゲストダイニングは広く、オーナーズラウンジには本物ではないが、暖炉のゆらぎを体験できる設備が設えてあった。
人気も納得のレベルの高さ 「パークホームズ豊洲ザ レジデンス」(2015/7/31)