大京は3月16日、足立区では初の全戸にマンション向け「エネファーム」を搭載し、宅配便の「再配達ゼロ」を目指したマンション「ライオンズ東綾瀬公園グラ ンフォート」の記者見学会を行った。3月18日から分譲開始する。
物件は、東京メトロ千代田線北綾瀬駅から徒歩8分、足立区綾瀬7丁目に位置する9階建て50戸。第1期(27戸)の専有面積は56.05~84.42㎡、価格は3,540万~5,790万円(最多価格帯4,400万円台)、坪単価は215万円。竣工予定は2018年3月。設計はIAO 竹田設計。施工は松村組。
現地は、3方道路で、低中層の住宅が立ち並ぶ一角。敷地西側は「綾瀬七丁目公園」に隣接。北綾瀬駅は将来的に大手町方面に直通運転されることになっている。
建物はL字型で住戸は南向きと西向き。全戸に足立区初のマンション向け「エネファーム」が搭載されている。
また、いま社会問題になっている宅配便の「再配達」がなくなるよう同社が昨年グッドデザイン賞を受賞した宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を全戸に設置する。また、同社が力を入れている快適な室内環境を生み出す「ライオンズパッシブデザイン」をフル装備している。
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全戸にマンション向け「エネファーム」がついているマンションは足立区で初めてとは知らなかった。東京ガスが販売を開始して3年が経過するが、これまで約2,000戸に搭載されているという。
この2,000戸が多いのか少ないのか、よくわからないが一次エネルギー利用効率が石油などの37%と比較して85.8%と効率がよく、年間のCO2排出量が少なく、光熱費も抑えられるいいことづくめであることはいうまでもない。業界をあげて設置するよう望みたい。
ややかさばるのが難点だが、今回はバルコニー側に設置するのでその難点が解消されている。
宅配ボックスがついているのは常識だと思うが、それを全戸に設置しているものはどれくらいあるのか記者は全然知らない。これが〝売り〟になったらすごい。
駅前の公園に咲いていたハナニラ 花がさく 花がさく どこにさく。山にさく 里にさく、野にもさく。