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2017/05/18(木) 13:29

コスモスイニシア アパートメントホテル10棟進行中 1,500室目指す

投稿者:  牧田司

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イメージ図

 コスモスイニシアは5月17日、2017年3月期決算説明・中長期事業戦略説明会を行った。高木嘉幸社長が主力のマンション事業や最近力を入れているソリューション事業などについて説明した。

 マンション事業については稿を改めるとして、記者が注目しているのはアパートメントホテル事業だ。

 これについて同社は1月、ニュース・リリースで①東京・京都・大阪エリアで、ターミナル駅周辺等交通利便性が高い立地②客室数40室程度の比較的小規模なものから事業化③4名以上でも快適に過ごせる、1室40㎡程度中心。寝室とリビング・ダイニング空間を全室に確保④暮らすように滞在することが可能な、ミニキッチンと食器及び調理器具を常備⑤客室は「和」を意識-などが特徴としている。

 この日は、10棟のプロジェクトが進行中として、「上野」40室、「赤坂」40室、「日本橋」32室、「京都」42室、「八丁堀」66室など474室を明らかにした。高木社長は「ルーム単価は約3万円。圧倒的な利便性と安全性を確保して、近い将来1,500室の供給と運営を目指す」と語った。

◇       ◆     ◇

 アパートメントホテルがどのようなものかわからないのだが、各社が取り組んでいるサービスアパートメントは基本住宅で、アパートメントホテルは建築確認の手続きではホテルとのことだった。海外では結構あるという。

 もっとも速く竣工するものは来年の2月だから、しっかり取材してレポートしたい。1室40㎡というのがいい。宿泊予算や目的にもよるが、そのようなニーズは間違いなくある。連泊などの希望者には掃除やリネンを省いて料金を安くするサービスも行うようだ。客室は「和」をデザインするというが、外資系ホテルのような東南アジアか無国籍風のデザインになるのか。そうだとしたら日本人を意識していないということか。

 

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