野村不動産、関電不動産、パナホームの3社は6月15日、パナソニックの事業所跡地で開発中の「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(Tsunashima SST)内にあるマンション「プラウド綱島SST」のモデルルームをオープンしたと発表した。
「次世代の暮らし」を提案するためプラウドシリーズで「初」の商品を多数導入。IOTの活用によりテレビ視聴、インターホン応答、家電のコントロール操作を、エネルギー情報と合わせて一つのデバイスでの操作やスマートフォンによる住まいの遠隔操作を可能とした。
快適性と経済制の両立を目指すため、パッシブデザインとともに次世代型エネルギーマネジメントサービス「エネコックe」を導入し、2005年度比でCO2約30%削減の実現と、一般のガス併用住宅に比べて約20%の光熱費の削減を目指す。
さらに、グローバルな環境認証評価「LEED」のGOLD取得を目指し、プレ認証を取得している。また、横浜市の建築物環境配慮制度「CASBEE 横浜」で最高の「S」クラスを取得済み。
また、「デリバリーステーション」を初めて導入し、マンション内の宅配ボックス設置率を住戸比約35%(一般プラウドの設置率約15%)に引き上げる。
物件は、東急東横線綱島駅から徒歩11分、10階建て94戸。専有面積は70.76~85.40㎡。施工は三井住友建設。竣工予定は2018年2月中旬。
告知開始後約2カ月で資料請求数1,000件を突破している。
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レベルの高いマンションであるのは間違いない。過去8年間で「CASBEE 横浜」の「S」ランクを取得した分譲マンションは、22年度の「プラウド綱島」「プラウド横濱中山」、23年度の「Brillia City横浜磯子」、28年度の「ドレッセWISEたまプラーザ」とこのマンションの5物件(このうち同社が3物件)しかない。それ以前を含めても6物件くらいしかない。
近く見学してレポートしたい。