東急不動産と鹿島建設らは8月23~25日、両社が共同で開発する「(仮称)竹芝地区開発計画」におけるエリアマネジメント一環として地域活性化を目的とした竹芝夏ふぇす「TAKESHIBA Seaside Music&Dining」を竹芝客船ターミナルで開いた。3日間で約5,000人が参加した。
今回が3回目となるイベントで、一般社団法人CiP協議会(代表:中村伊知哉・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)と連携し、CiP協議会を代表とするコンソーシアムによる次世代先進技術を将来まちづくりに活用するため社会実験も実施。
JAZZや食事を楽しむだけでなく、ロボットやAIの先進技術を、まち活性化や課題解決に活用する可能性を検証した。
「(仮称)竹芝地区開発計画」は、東京都が行う「都市再生ステップアップ・プロジェクト」一つであり、国家戦略特別区域計画特定事業の認定を受け、15,600㎡の都有地を期間約70年の定期借地によって借り受け、約20万へいの業務棟と住宅棟からなる国際ビジネス拠点を整備する。完成は2020年。
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最終日の23日に取材した。この日もうだるような暑さで、浜松町駅から会場の竹芝桟橋まで着くまでに汗みずくになったが、潮風に吹かれながら見る埠頭の対岸に広がる夜景は格別だった。また、東京湾を周遊する遊覧船に乗るのを待つ浴衣姿の若者が多く、浜松町-竹芝の近未来を垣間見た気持ちになった。
分譲マンションが坪600万円を突破するのも納得できた。
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