三菱地所ホームは10月21日(土)、同社オリジナルの全館空調システム「エアロテック」を搭載した最新モデルハウス「ONE ORDER(ワンオーダー)」をtvkハウジングプラザ横浜内にオープンする。
ファサードは、レンガと木を組み合わせた自然な素材感を醸し出す外装と大開口サッシで構成。
内部空間は、約6畳大の空間に2階まで届く自然の中木を配した「グリーンガーデン」を提案。「光天井造作」と「グリーンガーデン」を配することで光と緑にあふれたカリフォルニアモダン風にまとめている。
また、三菱グループの小岩井農場(岩手県雫石町)で産出したスギ、ヒノキ、アカマツなどの原木を構造材として採用することで国産材化率を80%に高めているのが特徴。延床面積は277.30㎡(83.88 坪)。
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「グリーンガーデン」の提案がいい。玄関を入った正面にそれが配置されていた。広さは約6畳大。本物のゴムノキ、ベンジャミン、カポック、エバーフレッシュなど数えきれないほどの中低木、地衣類(一部はフェイク)が植わっていた。実際は鉢植えなのだが、地衣類などで覆っているので自然のままのような印象を受ける。緑の効用など今更言うまでもないことだ。
光源はLEDと光幕から採っているが、光合成に問題がないよう調節しているとのことだった。費用は約100万円。
報道陣からは「虫が付かないか」の質問が飛んだ。確かに虫嫌いの夫、または妻がいる家庭は虫の飼育はよしたほうがいい。不和のもとになる。
仲が良くてもカエル、アリ、クモ、ミミズ、ヘビなどは無理だろうが、スズムシ、マツムシ、コオロギ、ホタルなどを飼育できる環境にしたら素晴らしいのではないか。三菱地所レジデンスが小金井のマンションで採用した水琴窟は最高にいい。自然の太陽光を取り込むこともそのうちに開発される。