みずほ不動産販売、三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売の銀行系不動産会社3社による恒例の野球大会が11月15日、神宮軟式野球場で総当たりの3試合が行われ、それぞれ1勝1敗となったが、得失点差でみずほ不販が優勝した。2位は得失点差で同じだった三井住友トラストと三菱UFJ不。
三菱UFJ不動産販売 4-8 三井住友トラスト不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | ||||
三井住友トラスト不動産 | 0 | 0 | 4 | 4 | X | 8 |
三井住友トラスト不動産が逆転勝ち。0-4と劣勢の3回、1死から2番吉川が四球で出塁、続く池田が両チーム通じて初安打を放ち好機をつくった2死後、5番佐藤紀が死球で満塁と攻め立て、ここで6番鈴木、7番大島、8番西井の3連打でこの回4点を奪い同点。
勢いに乗る三井住友は4回、つかれの見える相手小守投手から3連続四球で満塁とし、ここで登板した2番手山口から4番松浦が四球を選び逆転。佐藤紀は内野ゴロで3塁走者は本塁封殺されたが、次打者鈴木が走者一掃の中堅越え3塁打を放ち突き放した。鈴木は4打点、左翼手として美技も披露した。
PL-東洋大の松浦投手(23)は、立ち上がり制球が定まらず5連続四死球を与えるなど3失点し、3回にも自らの失策で1失点したが、徐々に調子を上げ7奪三振、ノーヒットに抑えた。
三菱UFJはまさかの逆転負け。初回、いきなり5連続四死球と6番川島の犠飛で3点先制。3回にも敵失で1点追加し試合を優位に進めたが、同点に追いつかれてからは完全に抑えられた。
帝京野球部出身の先発小守投手は初回、3四死球を与えるなど不安な立ち上がり。2回は三者凡退に切って取ったが、3回に痛打を浴びた。2番手の山口も守り切れなかった。
〇宮本監督 予定通り。(相手投手を)打てると思っていた。もちろん優勝を狙う。鈴木の美技? 昨年はあいつで負けた
〇鈴木 昨年は2つフライを落とした。今年は練習をしっかり積んできた
〇松浦 (野村不動産アーバンネットの中川さんはご存知か)知ってますよ、わたしより2歳上。守備がうまかった。(PLの)廃部はわたしが卒業して決まった
〇吉川 専修大学玉名高のとき、甲子園に出場しました。わたしは1塁コーチャー。試合は、準優勝校に負けて1回戦敗退しました
●竹内伸行社長 恒例の野球大会。快晴ではないが、皆さん練習の成果を発揮し、日々の仕事のストレスを発散していただきたい。ただし、労災は適用されませんのでケガには注意してください(試合前、幹事会社としてあいさつ)
●中山主将 難なく四死球で得点できたので、その後は早打ちになっちゃった。もっと厳しく攻めるべきだったか…
みずほ不動産販売 1-4 三菱UFJ不動産販売
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
みずほ不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||
三菱UFJ不動産販売 | 1 | 0 | 0 | 3 | X | 4 |
三菱UFJ不動産販売が快勝。初回、先頭の小守が先制弾を放ち、4回には敵失から決定的な3点を奪い逃げ切り。蒔井投手が好投。みずほ不動産販売は完敗したが、最終回敵失から1点を返したのが、終わってみれば値千金の得点となった。
三菱UFJは初回、いきなり小守が本塁打。3回には敵失と7番中山の2塁打で無死2、3塁のチャンスを作り、9番川島が右翼越え3塁打し、敵失も誘って3点を追加。
みずほは最終回、敵失で1点を返したが8残塁の拙攻。丸山投手の力投(自責は2点)も及ばず。
〇竹内社長 (相手片岡捕手の御社社員のお父さん片岡さんはどっちを応援しているんですかね)もちろんうち。給与の出どころですから
〇川島 スライダーは打てないから、ストレートだけを狙っていた
〇木下 …(この日、5打席1死球4三振)
△三井住友・宮本監督 みずほの木次谷はうちの部長の息子
三井住友トラスト不動産 0-5 みずほ不動産販売
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井住友トラスト不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
みずほ不動産販売 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 5 |
みずほ不動産販売が完封勝ち。丸山投手が3安打に封じた。打線が少ないチャンスをものにした。三井住友は1点が遠かった。
みずほは初回、先頭の鈴木が四球を選び、2番木次谷が安打し、それぞれ暴投で進塁した1死満塁から死球と内野ゴロで2点先制。3回には2死から四球と6番頴川、7番宮里の連打などで貴重な3点を追加した。
丸山投手は、この日2試合目にもかかわらず最後まで球威が衰えず完封。
三井住友は2回の2死2、3塁、5回の2死1、2塁の好機生かせず。松浦投手は1試合目と同様、初回に制球を欠いた。
〇田中信哉社長 それぞれ実力が拮抗したいい試合ばかり。一番いいところをもらってとても幸せ
〇高畠専務 バッテリーの勝利(「専務はゴルフがうまい。シングル」と田中社長)
〇中根監督 あれはいい狙い(3回、この回先頭の片岡が死球で出塁し、2盗を決め、さらに3盗は失敗した場面で)
〇片岡 こんなの経験ない(この日、キャッチャーファウルフライを2つ落とし)
〇小森 野球は中学まで(初回の2死満塁、3回の2死2塁でともに三振。チームのムードメーカーとか)