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2017/11/15(水) 22:34

阪急不動産「ジオ千代田大手町」 好調スタート 納得の坪単価約460万円

投稿者:  牧田司

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「ジオ千代田大手町」完成予想図

 阪急不動産の「ジオ千代田大手町」が好調なスタートを切った。アドレスは「千代田区内神田」だが、丸ノ内線大手町駅からも徒歩5分の南西角地で、全57戸のうち第1期27戸が先週末に申し込み済み。実需と投資の割合はほぼ8:2という。設備仕様レベルが高く、坪単価約460万円は安いか。

 物件は、東京メトロ丸ノ内線大手町駅から徒歩5分(JR神田駅から徒歩6分)、千代田区内神田1丁目に位置する13階建て全57戸(非分譲住戸1戸含む)。専有面積は36.04~112.61㎡、現在分譲中の価格は4,290万~20,800万円。坪単価は約460万円。竣工予定は2019年1月下旬。設計・監理は長谷建築設計事務所(意匠)、木内建設(構造・設備)。施工は木内建設。売主は同社のほか京急不動産。

 現地は、商業ビル、店舗、マンションなどが混在する商業エリア。敷地は南西角地。建物は南面と西面がそれぞれ端正なシンメトリー。基壇部は石張りで、中層部はブラウン調タイルと同じマリオンを配し、象徴的な外観としている。

 共用部には、和紙作家・堀木エリ子氏、照明はワークテクト、空間デザインは日建スペースデザインを起用。専有部は、キッチンカウンターにLIXILの最高レベルといわれるQストーン(シーザーストーン、フィオレストーンとよく似ている)を採用しているほか、水栓なども高級仕様。

 販売担当の鷹野伸氏は「当社としてもかなり力を入れている物件。お住まいになる方が中心だが、資産性を重視されて購入される方も多い」と手応えを感じていた。

◇       ◆     ◇

 物件名に「千代田大手町」を冠しているのがよく理解できる。東京・大手町から見ると確かに「大手町」の物件だし、一方、神田駅から歩くと、やはり神田かとも思える物件だ。神田と大手町の結節点のような物件だ。

 神田エリアではこれまで何件か取材しているが、外観や設備仕様レベルは今回が一番高いのではないか。シンメトリーのファサードが美しいし、堀木氏の2層の和紙アートが飾られるエントランスがまたいい。

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エントランスロビー

 

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