東急不動産とヒルトンは1月10日、東急不動産が昨年3月に取得した長野県・軽井沢町の「旧軽井沢ホテル」においてフランチャイズ契約を締結し、ヒルトンのコレクションブランド「Curio Collection by Hilton(キュリオ・コレクションby ヒルトン)」の日本初進出ホテル「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton」として2018年春にリニューアルオープンし、東急リゾートサービスに運営を委託すると発表した。
東急不動産ウェルネス事業ユニットホテル・リゾート事業本部長兼東急リゾートサービス社長・速川智行氏は「軽井沢の地で、ヒルトンの国内初出店となるコレクションブランドの出店により、日本の魅力をさらに高め世界に発信できることをうれしく思います」とコメント。
また、ヒルトンのアジア・オーストラリア地区開発担当上席副社長のガイ・フィリップス氏は「ヒルトンでは東京、大阪、沖縄を含めた主要都市に、現在14のホテルを展開しています。当社の新しいブランドを日本に、さらには軽井沢のような魅力的な土地に紹介できることを、大変嬉しく思います」とコメントしている。
「旧軽井沢ホテル」は、旧軽井沢エリアに立地し、敷地は明治時代を代表する実業家や文化人、政治家の別荘として利用されてきた。約9割の客室が40㎡を超す間取りとなっている。
「キュリオ・コレクションby ヒルトン」は、世界で40軒以上展開しており、「キュリオ」という言葉は〝興味深く、ユニークで、他に類を見ない〟という意味が込められている。
「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton」は長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5外に位置する地下1階地上3階建て延床面積6,989.12㎡(他に木造平屋建て81.57 ㎡の教会)。客室数は50室。