住友不動産販売元代表取締役会長・社長 岩井重人(いわいしげと)氏が平成30年1月6日4時24分、肺炎のため死去した。享年87歳。通夜・葬儀は親族のみの密葬にて執り行われた。後日「お別れの会」を実施する予定。
岩井氏は昭和5年4月25日生まれ。長野県佐久市出身。昭和24年4月、住友銀行(現三井住友銀行)入行。同57年3月、専務取締役、同58年6月、住友不動産取締役、平成5年6月、代表取締役社長、同19年6月、代表取締役会長、同23年6月、取締役会長。平成15年4月、不動産流通経営協会理事長、同15年5月、不動産協会理事就任。平成22年11月、旭日中綬章受章。
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岩井氏は平成28年12月1日に行われた第三企画・RBAインターナショナル主催の「第3回土地・建設産業界交流会」にRBA野球大会会長として出席、「この度、RBA野球大会の初代会長を拝命いたしました、住友不動産販売会長の岩井でございます。RBA野球大会は、不動産業界の繁栄と発展、親睦ならびに国際親善への貢献を目的に平成元年から開催されています。国内、海外の多くの皆さんにRBAの理念を広げていくためには、今後もRBA野球大会を継続して開催していく必要があると思います。RBAの活動に一層のご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」と述べた。
散会後、「よかった」と語られたのが記者が聞く最後の言葉となった。ご冥福をお祈りいたします。