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2018/01/18(木) 10:15

ポラス中央住宅 ハイグレードの戸建て「浦和BRIGHTS(ブライツ)」好ダッシュ

投稿者:  牧田司

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「浦和BRIGHTS(ブライツ)」モデルハウス サンクンリビング

 ポラスグループ中央住宅の「ボゥ ヴィラージュ浦和美園~イストワール87~」が絶好調という記事を先に書いたが、今回は販売開始から1週間で全20棟のうち6棟を成約した「浦和BRIGHTS(ブライツ)」を紹介する。県都・浦和にふさわしいハイグレードの認定低炭素住宅&長期優良住宅だ。

 物件は、JR浦和駅から徒歩24分(バス9分、徒歩4分)、さいたま市緑区原山2丁目の第1種中高層住居専用・準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)に位置する全20棟。敷地は県警の官舎跡地。土地面積は100.10~118.50㎡、建物面積は95.22~109.5㎡、現在分譲中(14戸)の価格は4,280万~6,380万円(最多価格帯5,400万円台)。構造は木造2階建て(在来工法)。完成予定は6月16日。

 現地は、戸建てが建ち並ぶ住宅街の一角で、駒場スタジアム(駒場運動公園)に隣接。浦和高校も徒歩圏。

 建物は、周囲の戸建て環境・景観に配慮して屋根には敢えて太陽光パネルを置かず粘土瓦を採用。外構・舗道には鳥海石、ピンコロ石、天然石などの天然素材を配し、外壁には汚れにくい光触媒のサイディングを施し、各戸に宅配ボックス、サイクルポートを設置している。

 住戸の商品企画では、全熱交換型24時間換気システム、高性能樹脂窓のU値は北海道の基準値2.33を超える1.67を実現。さらに先進の省エネ、ハイブリッド給湯・暖房システムを搭載し、低炭素住宅&長期優良住宅認定を受けている。

 天然素材を多用しているのも特徴で、床は厚さ2ミリのビーチ、オーク、ウォルナット、バーチの無垢材挽き板、壁は珪藻土塗り壁や銘木の端材を活用した壁材を用いている。

 設備仕様では、ワンランク上のキッチン「ベリー」を、浴槽はミストサウナを、階段は16段を、窓にはタイマー式電動シャッターをそれぞれ採用している。

 同社は今後、ハイスペックの「BRIGHTS(ブライツ)」をシリーズ化することも検討している。

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ステージリビング

◇       ◆     ◇

 同社の戸建てのリビング天井高は2700ミリが標準であることは何度も書いてきたが、今回のモデルハウスではダイニングの床面よりさらに200ミリ下げて「サンクンリビング」とし、天井高を際立たせるとともに、段差を設けることで上段に腰掛けるなどして多様な使い方ができる空間としている。天井高が一般的な2500ミリではこのような演出はできない。

 一つ驚いたのは、すべての窓にクレセントが付いていなかったことだ。記者は2階だからコストを下げるためだろうと思ったのだが、そうではなくて気密性が高い樹脂サッシだから不要なのだそうだ。鍵はきちんとドア枠のところについているので防犯面でも問題はない。

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クレセントがない2階窓

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 「BRIGHTS(ブライツ)」のシリーズ化だが、同社が地盤とする埼玉県内にはそのような適地は少ない。強いてあげれば、何度も記事にしている浦和美園だ。産官学が連携して街づくりを進めれば、広域からも集客できる街になる。「浦和美園E-フォレスト」がそれだ。

 都内でも十二分に戦える商品企画だと思うし、傍観者としての記者は真っ向勝負を挑んでほしいと考えるが、問題は〝ポラス〟のブランド力だ。同社はこれまで板橋区や練馬区、城東エリアなどを除く23区内での供給は少ないから、即完売というわけにはいかない。〝浦和レッズのスポンサー〟はサポーターの役割を果たすかもしれないが、決定力不足といわれる日本サッカー同様、あと一歩足りない。

 同社(ポラテック)は三井不動産レジデンシャルの戸建ての施工実績があり、好評を博した。販売代理として三井不動産リアルティや野村不動産アーバンネットなどと組めば成功するような気がするが、同社・中内晃次郎代表は石橋を叩いても渡らないような慎重派だし、販売を他社に委託するようなことはやらないはずだ。(中長期的にはありうるか)

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現地(住宅の後ろに駒場スタジアムの照明塔が見える)

〝魂が込められている〟4カ月で31棟成約 ポラス中央住宅「浦和美園」絶好調(2018/1/16)

どこにも負けない先進の街づくり「浦和美園E-フォレスト」竣工 街びらき(2017/3/27)

 

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