NTT都市開発は1月30日、シンガポールの不動産会社・The Ascott Limited(以下、アスコット)とわが国でのサービスレジデンスの共同開発を行うことで合意に達したと発表した。
同社は2015年10月、ホテル・リゾート事業部を設置し、「ザ・ひらまつホテルズ&リゾーツ」などホテル・ リゾート事業の拡大に取り組んでいる。
アスコットは、シンガポールの不動産会社CapitaLand Limitedの子会社であり、世界的なサービスレジデンスの運営会社。現在、日本を含む世界30カ国以上、43,000室以上のサービスレジデンスを運営している。2017年3月には東京大手町に「アスコット丸の内東京」を開業している。
共同開発第一弾として、同社が開発を検討している福岡市と横浜市の案件についてアスコットを運営委託の候補先として協議を開始した。
サービスレジデンスは、ホテルとマンションの両方の機能を持った長期滞在にも適した宿泊施設。客室には備え付けの家具やキッチンを設置し、フロントサービスやハウスキーピングサービスも提供される。