大京グループのマンション管理事業を手掛ける大京アステージ穴吹コミュニティは2月15日、クオリカが提供する見守りサービス「あんしんリンク」を2 月21日より提供開始すると発表した。
「あんしんリンク」は、離れて住む親に対して不安を持つ居住者に対して、スマートフォンやタブレット、パソコンなどから簡単に双方向でコミュニケーションを取ることができるサービス。
例えば、親は家族からの問いかけに対して○×△マーク(「元気です」「すぐに連絡をください」「後で連絡をください」など)を押すことで簡単に回答できる。また、親世帯が外出しているのに人感センサーが動きを感知した場合や、親世帯の在宅時に、あらかじめ設定した温度以上に室温が上昇した場合、通報メールを発信する。
料金は、両社の管理受託物件に入居する人は初期費用0円、月額1,944円(消費税など込)。
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結構なことだと思う。しかし、スマートフォンからかかってくる電話をまともに取れない記者のような高齢者はどうするのか。音が鳴るだけで心臓麻痺を起こしそうになる人もいるはずだ。親から頻繁にメールが届いたらノイローゼになる子世帯もいるのではないか。
いっそ、もちろん双方の了解の上だが、親の身体のどこかにタグを埋め込んで365日24時間、監視できるようにしたらどうか。人権団体から猛反対されそうだが。
そのうちに、競走馬や肉牛と同じように生まれたときから識別番号を装着することが義務付けられる世の中にならないか。そうすれば犯罪は激減し、去勢馬のようにおとなしい平和な世界になる。