三井不動産は3月7日、台湾で2件目となるホテル「(仮称)中山忠孝ホテル」に参画すると発表した。
台北駅から徒歩3分の地上18階、地下5階建て(ホテル部分は1階の一部と6~18階)、客室数約350室。金毓泰股份有限公司が開発する建物の一部を三井不動産グループが賃借、ホテルとして運営する。アッパーグレードの宿泊主体型ホテル。開業は2022年の予定。
同社グループの台湾での事業は、2016年1月に「三井アウトレットパーク 台湾林口」をオープンしたのをはじめ、2018年に2施設目の「(仮称)三井アウトレットパーク 台湾台中港」、2020年には台湾初のホテル事業「(仮称)忠孝新生ホテル」、2021年には「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」がそれぞれ開業予定。
今後も2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産 股份有限公司)を拠点として台湾各地で商業施設、ホテルのほか、住宅事業、物流施設、複合開発事業などの展開を目指している。
ホテル事業は、全国で23施設5,841室運営しており、今年6 月には「三井ガーデンホテル大手町」と「三井ガーデンホテル五反田」が開業予定で、今秋には「(仮称)三井ガーデンホテル日本橋プレミア」の開業も控えている。