三菱地所レジデンス・三井不動産レジデンシャル・野村不動産が3月24日から登録申し込みを受け付ける3社JVマンション「津田沼 ザ・タワー」を見学した。JR津田沼駅からぺディストリアンデッキを歩いて4分の免震タワー759戸で、第1期分譲は半数以上の340戸。絶妙な値付けが奏功しそうだ。
物件は、JR総武快速・総武線津田沼駅南口からぺディストリアンデッキで徒歩4分、習志野市谷津1丁目に位置する44階建て全759戸。第1期(340戸)の専有面積は41.36~134.81㎡、価格は2,718万~14,258万円(最多価格帯5,900万円台)、坪単価は270万円弱になる模様。竣工予定は2020年4月下旬。施工はフジタ。抽選は3月31日。
敷地は、1979年に廃園された「仲よし幼稚園」の跡地で、2013年に実施された習志野市の公募型プロポーザルで選定された物件。約2,800㎡の「津田沼なかよし広場」や庭園「ルーフガーデン」、イベントスペースなどを設け、津田沼の街や人とつながるプロジェクトを目指す。敷地内に保育園や習志野市管理の駐車場・駐輪場・ミニバイク置き場も配置する。
「スカイサロン」や「パノラマデッキ」のほか、「スタディルーム」「キッズルーム」「ゲストルーム」などの共用施設のほか、エリア開発実績からお客様の声を反映。梁の少ない構造(工法)や75㎡で間口7.55mのワイドスパンが中心。全戸トランクルーム付き。
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見学したのは、まだ価格などが公表されていない3月11日だった。幹事の三菱地所レジと三井レジ、野村不の大手3社が組んだ駅直結の免震タワーだから、高値追求すれば坪単価280万円もあるかと思ったが、モデルルームの設備仕様をみて、そこまでしないと読んだ。坪250万円以下はありえず、260万円を超えてくるのは間違いないと予測した。限りなく270万円に近いのではないか。
第1期が340戸に決まり、納得もした。坪10万円高かったら、最多価格帯は6,000万円を超えてくる。いかに津田沼駅の一等地とはいえ、戸数の多さを考えると厳しいと読んだのだろう。
いつになったら千葉県で坪300万円を突破するマンションが分譲されるのだろうかと思っているが、当分ないか。あるとすれば市川駅か千葉駅の駅近だろう。新浦安にはそんな用地はないはずだ。