三井不動産レジデンシャルは4月11日、圧倒的な人気を呼んだ「パークコート青山 ザ タワー」のプレス向け竣工見学会を行った。
公開されたのは一部の共用部分のみだが、アール状デザインを全面に施した建物は〝美しい〟の一語に尽きる。
1階のコンシェルジュカウンターから2階のガーデンラウンジまで高さにして約40mの壁面に採用されている一片が長さ約150㎝、幅約10㎝のガラスはフランス製で、枚数は約6,000枚とか。1枚1枚にエナメルの白い線がアトランダムに塗られており、見る角度によって表情を変える。これを職人さんが張ったことを想像するだけで気が遠くなる。
床は一流ホテルでも経験できないようなふかふかのカーペット敷きで、壁面にはアートが飾られていた。
プライベートガーデンに設置されている安田侃氏のアートはどこかヘンリー・ムーアを連想させるもので、25階の倶楽部ラウンジのキッチン扉はモンドリアンの絵画のようだ。
全体がヴィーナス像そのもののアートだ。写真をとくとご覧あれ。