住宅棟(手前)と業務棟
東急不動産と鹿島建設は4月27日、両社が共同で開発を進めている「(仮称)竹芝地区開発計画」のA街区(業務棟)に続き、B街区(住宅棟)を着工したと発表した。
同計画は、東京都が行う都市再生ステップアップ・プロジェクト一つで、国家戦略特別区域計画特定事業に認定されている。港区海岸1丁目都有地を約70 年間定期借地によって借り受け、業務棟(着工済み)と住宅棟からなる延床面積約20万㎡の国際ビジネス拠点を創出する。
開発に伴い、浜松町方面から竹芝駅、竹芝ふ頭をつなぐ歩行者デッキを整備し、竹芝地区の利便性・にぎわい・歩行者ネットワーク強化を図る。
住宅棟は、18階建て延べ床面積約19,382㎡。賃貸住宅、サービスアパートメント、シェアハウスを計画。設計は長谷工コーポレーション。施工は長谷工・鹿島共同企業体。竣工予定は2020年6月。デザイン監修は「新丸内ビルディング」「東京ミッドタウン日比谷」を手掛けたホシノアーキテクツ(代表取締役:星野裕明氏)。