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2018/06/07(木) 09:37

すてきナイス 木質繊維断熱材(ウッドファイバー)の普及に注力

投稿者:  牧田司

 すてきナイスグループが木質繊維断熱材(ウッドファイバー)の普及に力を入れる。同社社長でグループのウッドファイバー株式会社の社長も務める日暮清氏が5月31日行われたグループの業況と事業展開に関する説明会で明らかにした。

 ウッドファイバーは、断熱性能だけでなく、蓄熱性、調湿性、吸音性、防火性に優れ、なによりも主原料を間伐材などの木材を使用することからエコで製造から建築物の省エネルギーに至るまでCO2削減効果が高いとされている。

 しかし、一般的なグラスウールと比較して価格が倍くらいかかるため、公共建築物くらいにしか採用ざれず、個人住宅などにはなかなか普及していない。

 この問題について、日暮社長は、「期待されているにも関わらず、(ウッドファイバー)が普及しないのはコスト、価格が合わないからだが、今後は各県に呼び掛けて、各県から丸太を工場がある苫小牧に運び、商品にしてまたその県に戻し、県産材の活用という切り口で営業していく必要がある。また、環境税(地球温暖化対策税)の税収の使い道としても提案していく必要がある」などと、県産材の活用や環境税の使途の切り口で営業していくと語った。

 

 

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