「ダイワロイヤルホテルグランデ 京都」
大和ハウスグループの大和リゾートは6月7日、同社のフラッグシップホテル「ダイワロイヤルホテルグランデ 京都」を6月9日にオープンすると発表した。
京都駅八条口から徒歩5分の9階建て延べ床面積約12,717㎡。客室は20㎡のスーペリアダブルから44~81㎡のスイート(最多は25~28㎡のデラックスダブル)まで7タイプ全272室。
エントランスからホテル内部に至るまで「和」テイストのデザインを施し、京都ならではの静かで落ち着いた雰囲気を演出しているのが特徴。
9か国の言葉に対応できるネイティブスタッフが対応し、特別仕様のエグゼクティブフロア(7~9階)では高品質なサービスを提供し、全室に無料のモバイル端末「handy」を用意し、シモンズ社製ベッドを使用。イタリア人シェフによる料理は本場の味だけでなく、日本料理の旨みを巧みに取り入れているという。
◇ ◆ ◇
同社のホテルは、わが故郷三重県の志摩にもあるがロビーを一通り見わたし、レベルを判断しただけで、泊ったことはない。
なので、今回のホテルはニュースリリースを引き写すしかない。料金をネットで調べたら、朝食付きのダブル・ツインが約36,000円くらいだった。これも高いのか安いのか分からない。
これが情けない。3年前、オータパブリケーションズ専務・村上実氏に三井デザインテックのイベントでお会いし、驚天動地、仰天、驚嘆、驚愕、感服すると同時に、腹の底から嫉妬した。その時、記事で次のように書いた。
◇
村上氏は、自らのホームページで「一般読者向けの『月刊ザ・ホテル』編集長時代は年間150日国内外のホテル巡りという体力勝負の時代も経験。…現在毎日必ず1回はホテルで食事をすることをライフスタイルにしています」とある。記者もホテルは究極のマンションだから、名だたるホテルは見てきているが村上氏は桁違いだ。
今はガウディの「サグラダ・ファミリア」に何やら提案することを考えているそうだ。余計なお世話だが、毎日、ホテルで食事したら、ガウディどころかガチョウのフォアグラにならないか。お金はどうして工面するのだろう。
◇
ホテルもマンションもこれくらい取材しないと、読者の心に響く記事は書けないということだ。村上氏なら一瞬にしてこのホテルのレベルを理解するだろう。
ロビー