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2018/11/07(水) 10:57

〝タカラの奇跡〟 関係者も驚く売れ行き 残りわずか30戸 「レーベン川越南台」

投稿者:  牧田司

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「SMILINKの森PROJECT/レーベン川越南台The Arena」完成予想図

 〝タカラの奇跡〟-タカラレーベンが分譲中のマンション「SMILINKの森PROJECT/レーベン川越南台The Arena」を見学した。西武新宿線南大塚駅から徒歩3分の全154戸で、今年3月から分譲しており残りは30戸。驚異的な売れ行きを見せている。

 物件は、西武新宿線南大塚駅から徒歩3分、埼玉県川越市南台二丁目に位置する11階建て全155戸(非分譲住戸1戸含む)。11月下旬に分譲予定の第5期(戸数未定)の予定価格は1,900万円台~4,700万円台(最多価格帯3,200万円台、3,400万円台、3,600万円台)、坪単価155万円。竣工予定は2019年3月中旬。設計・監理・施工は長谷工コーポレーション。ランドスケープデザインはウイ・アンド・エフ ヴィジョン石倉雅俊氏。

 現地は、低中層の建築物が建ち並ぶ住商の混在エリア。建物は全戸南東向き、敷地内100%無料駐車場、多彩な共用施設、太陽光発電による災害時対策などが特徴。

 住戸プラン・設備仕様は、ワイドスパン、ディスポーザー、浄活水装置「たからの水」、洗浄力がすぐれた「たからのミックスセーバー」、温浴効果が高い「たからのマイクロバブルトルネードO2」など。

 今年3月から分譲しており、残りは30戸。同社第1営業グループ第3営業部2課課長・熊野太一氏は、「南大塚駅圏では10年ぶりの供給。当初は苦戦も予想していましたが、想定外の売れ行き。企画段階でファミリー層にターゲットを絞り込み、広告展開でも商品企画を鮮明に打ち出したのが効果的だった。購入者は地元中心ですが、最近は都内からの来場が増えています。竣工まで完売? 当然です。つい先日も業界関係者から〝奇跡〟と言われました」と、表情も明るかった。

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リビング

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 種を明かすと、マンションの見学は予定していなかった。この日(6日の火曜日)は三井不動産の物流施設「MFLPプロロジスパーク川越」の記者見学会があり、モデルルームが開いていたらついでに見せてもらおうと。どうせ売れていないだろうから記事にはならないだろうとも考えていた。

 ところが、あにはからんや。残り30戸という売れ行きにわが耳を疑った。信じられない。

 あれやこれやとその理由を考えた。エリアでは10年振りという空白があったからだろうとか、所沢の再開発では坪300万円を突破し、川越の駅近でも坪200万円をはるかに超えてきており、同社の物件の割安感が顕在化してきたのも大きな要因だろうと…などと。しかし、理由はあとからならいくらでも付けられる。このエリアで月に十数戸が売れるとは…〝たからの水〟がいいのはよく知っているが、これは〝タカラの奇跡〟だ。

 熊野氏は「取得した土地の一部をコンビニに売却したことも一因」と、低めに単価設定できた理由を明かしたが、設備仕様は悪くなかった。モデルルームも多目的に利用できるDENなどの提案がよかった。76㎡の3LDKでは「おはなしバスルーム」「ふれあいキッチン」「へんしんドア」「あつまリビング」「みはらしバルコニー」などのネーミングも分かりやすい。

 この前見学した大和地所レジデンスの「千葉ニュータウン中央」もそうだが、商品企画と価格次第では郊外部でも売れることを証明したマンションだ。

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