「Whiz ウィズ」
三菱地所は1月11日、AI搭載のバキューム清掃ロボット「Whiz ウィズ」を2019年4月から日本で初めて導入すると発表した。
「Whiz」はソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper ペッパー」に続いて開発されたもので、同社グループが所有、運営管理する全国のオフィスビル・商業施設・物流施設・空港・ホテル・マンションなどに約100台を順次展開していく。
導入に先立ち2019年1月17日(木)~23日(水)の 1 週間、同社本社の大手町パークビルで実証実験を行う。
「Whiz」は、1時間に500㎡、最大約3時間稼働で1,500㎡を自律清掃し、一度清掃ルートを作成・記憶すれば、後はスタートボタンを押すだけで記憶した地図データを基に清掃ルートを自律走行する。清掃ルート上に人や障害物が出現しても、複数のセンサーが検知することで回避しながら走行することが可能。
同社は、これまで人手に頼っていた床面清掃作業をロボットに任せることで、人手不足に直面しているビルメンテナンス業界の働き方改革に繋がる可能性も期待できるとしている。