住友林業は5月31日、タイで初めての戸建て分譲事業を現地の大手不動産開発と合弁で約1,400戸開発すると発表した。
住友林業100%子会社のSumitomo Forestry Singapore Ltd.(SFS社)とタイの不動産開発会社Property Perfect PCL(PF社)との共同事業で、首都バンコクの中心部まで車で約1時間の約52haの敷地に5つのプロジェクトを開発。延べ床面積110~230㎡/戸、平均分譲価格162千USドル/戸で2019年6月に開発を開始、2027年の完成を目指す。総投資額は約190百万USドル。出資比率はSFS社が49%、PF社が51%。
同社は年間、米国で10,000戸、豪州で3,000戸の販売体制の確立を目指しており、アジア圏は米豪に次ぐ第3のエリアとして事業領域の拡大を図っている。