明和地所が11月22日から販売を開始した「クリオ武蔵小杉ガーデンマークス」のモデルルームを見学した。新幹線と府中街道が交差する地点だが、1LDK・2LDK・3LDKのいずれのプランもワイドスパン&正方形で使い勝手がいいマンションだ。
物件は、東急東横線・目黒線武蔵小杉駅から徒歩13分(JR武蔵小杉駅から徒歩11分)、川崎市中原区市ノ坪の準工業地域に位置する7階建て64戸(事業協力者住戸6戸、管理事務室1戸含む)。第一期(9戸)の専有面積は33.45~73.41㎡、価格は3,082.5万円~6,546.4万円、坪単価は300~320万円になる模様。竣工予定は2021年3月下旬。設計は共同エンジニアリング。施工はノバック。
現地は、新幹線高架と府中街道が交差する準工エリアで、マンション化が進んでいる一角に位置。敷地は元パチンコ屋。
敷地は、北東側が府中街道に面し、南東側が新幹線高架に近接した南北軸に細長い形状。標準階の住戸プランは西向き3LDKが4戸、東向き1~2LDKが5戸、西向きと東向きと独立した形の68㎡の3LDKが1戸の1フロア10戸構成。
1LDKは5,000mm、2LDKは6,200~6,750mm、3LDKは8,000~10,700mmのワイドスパンが特徴。
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現地は観ていないが、一昨年、伊藤忠都市開発の学生マンション第一号「クレヴィアウィル武蔵小杉」を見学した際、周辺の街並みは観ているし、以前、マンションの取材で府中街道を歩いたことがあるのでおおよその住環境は分かる。
モデルルーム・パンフレット図面を見て驚いたのはプランのよさだった。70㎡台の3LDKのスパンはすべて8m以上。しかも、洋室-洗面-浴室のウォークスルークローゼットの動線がよく工夫されている。
ワイドスパンは3LDKだけかと思ったら、30㎡台の1LDKも40㎡台の3LDKも全て5m以上のワイドスパンだった。
いま一つ単身女性の選好基準が分からないが、単身男性のニーズはあると見た。