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2019/12/04(水) 14:05

コスモスイニシア 職住近接型レンタルオフィス第2弾「大塚」でオープン

投稿者:  牧田司

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「MID POINT大塚」イメージ図

 コスモスイニシアは12月3日、近く開業する「職住近接」型レンタルオフィスの第2弾「MID POINT大塚」のフリー内覧会を行った。

 「大塚」は、築27年の8階建てオフィスビルを同社が取得、エントランス・専有部・共用部をフルリノベーションした「リードシー大塚ビル」の5~8階部分をレンタルオフィスとして改装したもの。

 5~7階に1~5名用の半個室、完全個室のワークスペースを用意。8階には、入居者が利用できる共用のラウンジを設置している。全72区画。コワーキングは入会金など3万円で、月額利用料は7,000円、月額共益費は10,000円。1名利用は1区画当たり月額利用料27,000円から、月額共益費15,000円から。

 昨年11月にオープンした第一弾の「MID POINT目黒不動前」は、「自宅に近い」「内装がきれい」「賃料が安い」「入居者同士のコミュニティがいい」などから人気になっている。

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 この種のコワーキング・レンタルオフィスが、個人事業主、起業家などに人気になるのはよく分かる。

 人気の要因の一つに法人登記ができることが挙げられている。確かに、分譲マンションは〝専ら居住〟の規約の壁があるし、賃貸マンションなどでも貸主から許可されないだろう。そもそも分譲も賃貸も、「住む」こと以外の利用を想定していない。バブル崩壊までの分譲マンション市場には単身者向けは皆無だった。

 ここに根本的な問題がある。分譲も賃貸も多様な利用ができるように転換するときが来ているように思えてならない。住友不動産は「ドゥ・トゥール」や「銀座東」で展開しているが、他社もSOHO(Small Office Home Office)を供給したらどうか。価格の高いエリアは、当初は賃貸にし、一定期間利用した後はその利用料を頭金として分譲に切り替えるような賃貸⇒分譲方式はあっていいし、その逆に分譲⇒賃貸も考えられないことはない。

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 記者は年間600本以上、400字原稿用紙にして2,000枚くらいの記事を書き、ネットで配信している。量的には誰にも負けないはずだ。だが、卓上キーボードとマウスがないとノートパソコンでは記事を書けないのでこの種の施設の利用は難しい。仮に利用できてもキーボードを叩きつけて書くので、多分、退室を命じられることになりそうだ。

 月額約5万円の利用料金は高いのか安いのか。同社の「目黒不動前」の利用者は「安い」と感じている人が多いようだが、記者などは酒とタバコ(喫茶店しか最近はほとんど吸えないので、1本当たり200円にも300円にもなる)、本代で消える。

住宅立地に特化 コスモスイニシア レンタルオフィス第一弾「目黒不動前」オープン(2018/11/17)

 

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