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2019/12/09(月) 11:39

ナイス 業界初の高性能窓リフォーム商品「あったかMADO」供給開始

投稿者:  牧田司

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既存枠と新規枠のすき間に硬質発泡ウレタンを充填する

 ナイスは12月9日、特許技術のウレタン発砲工法を採用した業界初の簡単窓リフォーム商品「あったかMADO」の供給を開始したと発表した。

 工務店のリフォーム提案をサポートする総合リフォーム支援サービス「リフォームパッケージサービス」に「あったかMADO」を加え、断熱リフォー ムの受注を支援していく。

 「あったかMADO」は、栗原の高性能断熱窓「K-WINDOW」を、BACホールディングスの特許技術である発泡ウレタン充填工法「発砲工法」を用いて取り付ける、業界初のカバー工法によるリフォーム窓。既存のサッシ枠を残したまま、既存サッシ枠と新規サッシ枠の間に硬質発泡ウレタンを充填するため、窓回り全体の断熱性能が向上するほか気密性能、水密性能、耐風圧性能、遮熱性能を向上させることができる。

 施工性にも優れており、標準的な窓であれば1時間程度で施工が可能となる。標準仕様はLow-Eペアガラスだが、トリプルガラスなどにも対応できる。

◇       ◆     ◇

 既存の単板ガラス窓枠を残しながら高性能樹脂Low-Eペア・トリプルガラスなどに変更できることなどまったく知らなかった。

 記者は自宅マンションの東側窓(もちろん単板ガラス)の日射がきついので、遮光フィルムをホームセンターで買い、張り付けている。外からは部屋の内部は見えにくく、内側からは膜がかかってはいるが見えなくはない。重宝している。劣化もしない。

 分譲住宅はどうかと言えば、高額物件のLow-E採用率は高いだろうが、記者が見学するマンションのうちLow-Eガラスを採用しているのは10物件のうち3物件くらいではないか。情けない限りだ。分譲戸建ての設置率はもっと高いような気がするが、それでも多数ではないはずだ。ナイスの一戸建住宅「パワーホーム」へのLow-Eガラス採用率は100%だという。

 既存枠と新規枠のすき間に硬質発泡ウレタンを充填し、断熱性・気密性・水密性・耐風圧性を高める

 Low-Eが標準仕様となるようにすべきだし、既存窓枠を残しながら施工できる今回の商品は既存マンション・戸建て用に最適だ。

 

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