東急リバブルは12月11日、一戸建て中古住宅の外壁クラック画像をAI(人工知能)が一定の基準に基づいて診断するシステムを開発したと発表した。
ジャパンホームシールド、Ristと共同で開発したもので、東急リバブルが提供する中古住宅検査・保証サービスによって蓄積されたデータや中古住宅流通に関する知見、ジャパンホームシールドが提供する建物検査に関する知見、ディープラーニング(深層学習)技術を産業分野に幅広く適用してきたRistのAIに関する知見を融合させたもの。2020年夏頃の実用化を目指す。
同社は、中古住宅の外壁の状況を合理的に説明する手段のひとつとして、中古住宅流通市場の活性化に資することを期待している。