三井ホームは12月19日、ミレニアル世代を中心とする共働き家族を意識した新商品「SCALA(スカーラ)」を開発、2020 年1月3日(金)から販売開始すると発表した。
2階建てながらスキップフロアを採用することで、変化に富んだ4層のフロア構成としているのが特徴。天井高約6mのリビング「スキップリビング」を1.5 階に配置。1階のダイニング・キッチンや2階ホールの 「パノラマカウンター」ともゆるやかにつながることで、家族がそれぞれの場所で思い思いの生活を愉しみながら、常に家族の気配を感じることができる空間構成としている。“テレワーク”に対応したワークスペース、家事ラク空間「ファミリーランドリー」「ファミリークローク」も盛り込んでいる。
家中の温度をコントロールする全館空調システムも装備し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準をクリアしている。
参考価格(消費税抜き)は、プロトプラン本体工事価格(延床面積35.45坪)で26,852,000 円(坪単価75.7万円)。販売目標棟数は100 棟/月。沖縄を除く全国で販売する。
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この種の商品は他のハウスメーカーもデベロッパーも販売しているが、天井高6mのリビングは見たことがない。9月に見たアキュラホームの「モラージュ菖蒲ハウジングステージ」のリビング天井高は約5660ミリだった。
多層住宅では、今年見た三菱地所ホーム「オークラランドホームギャラリー」は7層もあり、三井不動産レジデンシャルの「調布」の都市型戸建ては5層に見えたのを記憶している。ポラスの分譲でも分譲でもあったような気がする。