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2020/02/15(土) 12:11

「八潮市らしい街並み景観・分譲住宅認定」制度第一号 ポラス「八潮」認定授与式

投稿者:  牧田司

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「マインドスクェア八潮 やすらぎの家」完成予想図

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認証マーク

 令和元年9月に創設された埼玉県八潮市「八潮らいし街並み景観・分譲住宅認定制度」第一号にポラスグループ中央住宅「マインドスクェア八潮 やすらぎの家」が認定され、その認定書授与式が2月14日行われた。大山忍市長から同社代表取締役社長・品川典久氏に認定書が手交された。

 認定制度は、地域に根ざした八潮らしい街並みづくりを推奨するために創設されたもので、対象となるのは、道路に面した3戸以上、1戸の敷地面積が100㎡以上、用途地域が市街化調整区域や商業系、工業系でないこと、認定を受ける前に着工しないこと、法令違反がないことの5つの条件を満たした分譲住宅。

 認定基準は、6項目の必須要件と16項目の努力目標からなる。必須要件は、①道路に面した部分の外壁の一部に自然素材(木、漆喰など)又は木目調の外壁材を採用すること②外壁の位置を道路境界から1m以上後退すること③道路境界部は開放的な設えにすること④屋根の形状は道路に面して山型となるよう寄棟や切妻形などとすること⑤道路に面して屋外照明設備を1個設けること⑥通りから見える位置に中高木を1本以上配置すること。この6つの必須要件に適合すれば★一つが付与される。

 努力目標は、家族・地域、街並み・みどりとのつながりつながるよう玄関にゆったりとした庇や軒下空間を設けたり、屋内外をつなぐ箇所に縁側やテラスを設置したりすることが求められている。

 5項目以上に適合すれば★2つ、10項目以上であれば★3つが付与され、市のホームページなどで認定マークが公開される。

 授与式で大山市長は、「50年、100年先を見据えたより景観を重視した住みやすいナンバーワンの街づくりを民間と連携して進めていく」と述べた。

 品川社長は、「認定制度の第一号に認定されてとても嬉しい。市の考えと当社の分譲住宅の取り組み姿勢は合致している」と話した。

 同社取締役・金児正治氏は、「必須要件を満たし、限られたスペースに努力目標を盛り込むのは容易でなかったが、明かり協定などこれまで実践してきた経緯もあり、地域のランドマークになる」と語った。

 「マインドスクェア八潮 やすらぎの家」は、東武スカイツリーライン草加駅からバス11分徒歩2分(つくばエクスプレス八潮駅からバス9分徒歩3分)、八潮市大字伊草に位置する全11棟。敷地面積は100~122㎡、建物面積は93~97㎡、価格は2,900万円台~3,900万円台。建物は木造2階建て。2月15日から販売される。認定制度で★3つを獲得している。建物は未完成のため、同社としては初めてVR画像で完成後の街並みを表現している。

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左から同社マインドスクェア事業部 企画設計課主任・玉越啓資氏、大山市長、品川氏、金児氏(八潮市役所で)
 

 

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