「吉野山の桜(シロヤマザクラ)」(東京国立博物館 表慶館前庭園で)
大和ハウス工業は東京国立博物館148周年開館記念日に当たる3月10日、吉野山保勝会と協働して吉野山で種から育てられた「吉野山の桜(シロヤマザクラ)」植樹祭を同博物館敷地内で行った。
同社は、創業者・石橋信夫の出身地が奈良県吉野郡であることにちなんで2008年から奈良県吉野山の桜の保全活動「Daiwa Sakura Aid」を行っている。植樹祭は、活動に賛同する同博物館で2016年からチャリティコンサートを実施している縁で実現したもの。植えられたのは表慶館前の庭園。
同社はこのほか、SAKURA PROJECTとして全国の学校で植樹祭を行っており、これまで実施校は全国47都道府県にのぼり、302校、植樹本数は733本、植樹式参加者は31,124人、和楽器参加人数は8,9182人に達している。
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記者は集合場所を間違えたために、着いたときはすでに式典は終わっていた。残念ながら添付した写真しか紹介できない。樹齢200年くらいの見事な「ユリノキ」の巨木とともにご覧いただきたい。
上野公園内のカンヒザクラ(寒緋桜)は折からの雨で首を垂れ泣いているように見えたのは、この日が東京大空襲の命日だからか、それともコロナウイルスの拡大を心配してか。