小田急電鉄は3月10日、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅間に広がる開発エリア「VINA GARDENS」に神奈川県央地区最大規模となる地上14階建て延べ床面積約31,000㎡の「(仮称)オフィス棟」を着工したと発表した。2022年春の開業を目指す。
自由通路を通じて駅と直結する神奈川県央地区最大規模で、基準階は550坪を超え、天井高2,800mm、最大奥行き17.4mの無柱空間を実現。最少約41坪の分割利用も可能とする。
BCP対策としては、高性能制震オイルダンパーを採用した制震構造とし、被災時でも72時間の電力供給を可能にする。設計は鹿島・RIA設計共同体、施工は鹿島建設。2022年春開業予定。
「VINA GARDENS」は、飲食を中心とした商業施設「TERRACE」と2棟のタワーマンション「リーフィアタワー海老名」、サービス棟などからなる複合大規模開発。全体完成は2025年春。