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2020/03/13(金) 19:11

「野球愛は変わっていない」 ビーロット・長谷川進一副社長 熱く語る

投稿者:  牧田司

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長谷川氏

 「野球愛は変わっていない。プロ球団を持つ野望は捨てていない。プロが無理なら独立リーグでもいい」-東証一部上場のビーロット(B-Lot)の取締役副社長・長谷川進一氏(48)が熱く語った。

 同氏は北海道・北広島高校出身。サンフロンティア不動産では野球部監督として采配を揮っていた。同社常務を経て平成20年、同僚の望月雅博氏(ビーロット副社長)や代表取締役社長オリックスシニア・チェアマンの宮内義彦氏の息子、宮内誠氏(同社長)らと同社を設立。6年後にジャスダック上場、8年後には東証一部上場を果たした。

 「プロ野球の球団を持ちたい」というのがかねてからの夢で、「プロは資金的に難しいかもしれないが、独立リーグでもいいから持ちたい」-現在もその夢は捨てていないことを明らかにした。

 「日本ハムが建設する北海道北広島市の新球場の隣接地は私の母校。2023年にボールパーク開業が発表された時、これは何か関わらないといけないと現在構想を練っている。母校の北広島高校野球部にはマシン、ネット等の寄付を継続して行っている。21世紀枠でセンバツ甲子園初出場を目指すプロジェクトを後押ししたい」と、故郷の活性化にも力を注いでいる。

 新型コロナウイルスにも触れ、「今年の高校野球センバツ21世紀枠に選ばれた帯広農業高の野球部部長は私の高校時代のコーチだった先生。新型コロナの影響で中止になったのは非常に残念。3月で定年を迎えると聞いてラストチャンスだったのに…」と思いやった。

 長谷川氏は「ビーロットは、みんなに愛されるホワイトな会社を目指してスタートした。創業から12年経ち、現在、若年層や女性の登用を積極的に行い、活躍を支援できる会社になった。また、取引先には自分が若い頃取引させてもらった大手不動産会社の20年来の先輩も多い。自分が北海道から一人上京し、活躍を応援してくれた不動産業界や野球人脈には感謝をしているし、恩返しもしていきたい」と語った。

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◇       ◆     ◇

 今、ビーロットは男性6割・女性4割と女性も多く活躍しているという。かつて、長谷川監督のもと、野球チームで新卒女性選手だった佐藤(望月)文恵さんも現在はビーロット取締役の一人。

 佐藤さんは、「当社の役員陣は、懐が大きく、とてもユニーク。役員の個室もなく、アットホームで全般的に風通しがよい。世の中が混沌するピンチもチャンスと捉える社風。長谷川監督とのご縁も早18年、監督は今も野球も仕事も一生懸命です」とコメントを寄せた。

 今後もビーロットの躍進を期待したい。

 


 

 

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