三井ホームは3月26日、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)とCLTのハイブリッドによる名古屋市の文教施設「にじいろ保育園梅が丘」が3月16日に完成したと発表した。
施設は、木造(壁:枠組壁工法、屋根:CLT)平屋建て延床面積約385㎡。事業主はライクアカデミー。設計は三井ホームデザイン研究所・三井ホーム。施工は三井ホーム。
約480㎡の屋根全面に5層5プライ(幅1.5m、長さ3~4m、厚さ150mm)のCLTを採用。外部の軒裏や室内ホールを現あらわしで仕上げた。CLTにはJAS認定の国産材(高知県産)を採用。
愛知県内の文教施設としては初めてCLTを採用した建築物で、施設は林野庁「JAS構造材利用拡大事業」に採択されている。