別表は、東京都が発表した新型コロナ感染者のデータをまとめたものだ。1月24日に第一報が報じられてから4月13日現在、陽性が判明した患者は2,159名で、うち感染経路不明者は3月27日から1,205名にのぼっている。
男女別では男性1,328名(62.3%):女性803名(37.7%)。年代では30代がもっとも多く437名(男性265名:女性172名)、以下、40代385名(男性281名:女性104名)、20代355名(男性174名、女性181名)、50代337名(男性229名:女性108名)の順。20~50代で1,514名(男性949名*女性565名)となり、全体の70%を占めている。
当初、比率が高かった70代以上は348名で、全体の16.1%に減少している。データはないが、院内感染が報じられた永寿総合病院の163名、中野江古田病院の92名のうち高齢者の入院患者が相当な数にのぼっていると思われる。
年代別で目立つのは10代と20代の女性比率の高さだ。10代では31名のうち女性は19名、20代は355名のうち女性は181名とそれぞれ男性を上回っている。その一方で、40~70代の女性比率は低くなっており、80代は男性51名:女性49名でほぼ同数となっている。(この理由は言わずもがな)
「三密」を防ぎ「感染8割減」を実現するには若年層の不要不急の外出をどう抑えるかにかかっているようだ。
4月13日判明分